「 中田 光 茶器展 」


2024年9月28日(土)−10月6日(日)
13時 - 18時 営業
作家在廊日:9月28日(土)
休廊日:10月1日(火)

中田光さんの個展を開きます。

今回の新作の主題は兎、月、雲。
きっかけとなったのは二年前の個展の帰り際、ちょっと古いもん見せての流れからお買い上げいただいた兎と月の初期伊万里のお皿でした。うちで買ったものを中田さんを通して作品という形で還元してくれるのだそうです。とても楽しみです。

また"宇治"も今回のテーマの一つ。
兎を祀った神社が多く、昔は兎道(うじ)という漢字を当てていたという説もあります。
煎茶文化を語る上で外せない萬福寺がありますし、平等院の雲中供養菩薩からもインスピレーションを得ているそう。
イメージが連鎖し、導かれるように中田さんの好きな分野が絡み合っていきました。
宇治周辺は茶農家さんも多く、中田さん自身、近い産地の中でもこれほど香りや味が違うものかと日々楽しみながら淹れておられます。そして、それに合う茶器をと考えて作っておられるそうです。

磁器土以外は全てご自身で掘った土を用い、水簸や焼き方も土に合わせて研究が進んでいます。意匠・装飾に注目されることが多いですが、土そのものの精度が着実に上がっていることも是非感じていただきたいです。

前回に続き、仕覆の制作は川原僚子さんにお願いしております。急須に合わせ、古布を選び丁寧に仕立てていただきました。
お茶好きの方、焼き物好きの皆様、是非ご来展くださいませ。

「 中田 光 茶器展 」


2024年9月28日(土)−10月6日(日)
13時 - 18時 営業
作家在廊日:9月28日(土)
休廊日:10月1日(火)

中田光さんの個展を開きます。

今回の新作の主題は兎、月、雲。
きっかけとなったのは二年前の個展の帰り際、ちょっと古いもん見せての流れからお買い上げいただいた兎と月の初期伊万里のお皿でした。うちで買ったものを中田さんを通して作品という形で還元してくれるのだそうです。とても楽しみです。

また"宇治"も今回のテーマの一つ。
兎を祀った神社が多く、昔は兎道(うじ)という漢字を当てていたという説もあります。
煎茶文化を語る上で外せない萬福寺がありますし、平等院の雲中供養菩薩からもインスピレーションを得ているそう。
イメージが連鎖し、導かれるように中田さんの好きな分野が絡み合っていきました。
宇治周辺は茶農家さんも多く、中田さん自身、近い産地の中でもこれほど香りや味が違うものかと日々楽しみながら淹れておられます。そして、それに合う茶器をと考えて作っておられるそうです。

磁器土以外は全てご自身で掘った土を用い、水簸や焼き方も土に合わせて研究が進んでいます。意匠・装飾に注目されることが多いですが、土そのものの精度が着実に上がっていることも是非感じていただきたいです。

前回に続き、仕覆の制作は川原僚子さんにお願いしております。急須に合わせ、古布を選び丁寧に仕立てていただきました。
お茶好きの方、焼き物好きの皆様、是非ご来展くださいませ。