残欠・繕い展 終了しました

一昨日で「残欠・繕い」展、終了しました。
最初から最後まで、沢山の方にお越しいただいて本当に感無量です。
とても思い入れの強い展示だったのですが、癖の強い展示なので内心不安でした。
皆さんに来ていただいて品物を選んでご購入いただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

毎週足を運んでいただき熱心に石器を選んでいただいた方、土器弁当の具を分析する男性や、具を選ぶご夫婦、お子さんと楽しそうに足残欠や手残欠を選んで行かれた方、他にもそれぞれのお客様がそれぞれに何か不思議に面白い光景を作り出していらっしゃいました。

いつかまた今回のテーマで企画展をできたらと思っています。
傷物が好きなんです。
お客様とこういう話をしました。傷のない人間なんていない、傷みの分かる人になりたいね、と。

最後に、ご協力下さった出展者の皆様に心よりありがとう。
DSC_2780 (2)

今週木曜からは通常営業に戻ります。
骨董、古道具、作家もの色々入荷がございます。
常設のトリピエもどうかお楽しみ下さい。

「残欠・繕い」展 商品紹介

「残欠・繕い」展、引き続き開催しています。
週末にまた少し仕入れをしまして、追加の商品もございます。

本日も、商品を一部ご紹介いたします。気になる物がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

鎹継ぎの大鉢
地方の民芸館から出てきたもので、国や時代は不明です。
非常に大きな鎹で継がれています。大事にされていたものでしょう。
DSC_2769 (2)

DSC_2763

DSC_2762

DSC_2759

DSC_2757

DSC_2756

フィリピン 砂金採りの大皿・鉄五徳セット 売約済み
水の中で砂金と砂をより分ける道具です。その作業での摩擦で木がつるつるになって独特の風合いです。
鉄の五徳の上に載せて、サイドテーブルとしてお使いいただけます。
金属板の継ぎも味があるので、壁にかけて飾っても良いかと思います。
DSC_2813

DSC_2812

DSC_2810

DSC_2809 (2)

DSC_2808 (2)

DSC_2806

メキシコ 素焼大壺 80000円
メキシコで買い付けたもので、輸送時に割れてしまいました。
漆で継ぎがあります。
直接火にかけて調理の道具として使われていたのか、煤が焼きついて味があります。
DSC_2764

DSC_2765

DSC_2769 (3)

DSC_2767 (2)

土器弁当と鉱物盛り合わせ

「残欠・繕い」展、2週目が終わりました。
残るは来週21日水曜~24日土曜までとなります。
まだまだ、素晴らしい作品と古物が残っています。是非お見逃しのなきよう!

今日はじんたさん謹製の土器弁当と鉱物盛り合わせをご紹介します。

新潟県 馬高遺跡出土の縄文期の土器をバランスよく詰め合わせたお弁当 土器弁
DSC_2832

鉱物盛り合わせ
DSC_2769