新しく取扱いを始めるomaをご紹介させていただきます。
omaは高橋律子さんがデザインから製作までお一人で手がける革のブランドです。
革はイタリア製の上質なものが使用されています。
栗の木やミモザなどから採取された植物タンニンでなめされており、とても優しい色・質感をしています。
シンプルで、クールでありながら、どこか懐かしく暖かいデザイン。
使っていくことで、味が出る革と真鍮という素材。
長い間、飽きることなく、大切にしていただけると思います。
私自身、ブランド立ち上げ当初からからの大ファンで、パスケースとクラッチバッグを愛用しています。
パスケースは名刺入れとして使っていますが、褒めていただくことが多いです。
最近は、名刺交換の際、あえてよく見ていただけるよう前面に出してみたり…。
次は、ブックカバーを手帳ケースとして使いたい、と考えているところです。
デザイナーの高橋さんご自身も作品同様に、優しくてクールな美しさを持っていらっしゃる方です。
高橋さんがomaのバッグを持った時は、さすが、とってもお似合いでした。
私が愛用しているもの。濃く、柔らかくなってきています。
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石黒 剛一郎
新たにお取り扱いさせていただくことになった石黒剛一郎さんのご紹介です。
石黒さんは、主に青磁を制作しておられます。
青磁は中国で紀元前14世紀に生まれ、発展し、その後アジアの広い範囲に伝播していった磁
器で、美しい青色・滑らかな肌が特徴です。
元々古いものが好きで最近大陸ものの器にも興味を持ち始めていた時に、石黒さんの青磁と
出会いました。透き通るような存在で、その空間だけ空気が柔らかくとろけるような印象を
受けました。とても静かな青色です。
青磁だけでなく、土もの・銀彩も素敵で、古いものに通じる渋さや味を感じます。
土ものや銀彩は使っていく過程で、変化し益々良い味に育っていくことと思います。
作陶をはじめられたのは、2003年とのことですが、もう既にここまで研ぎ澄まされたものを、
作っておられることにも驚きました。今後もとても楽しみにしています。
石黒剛一郎プロフィール
1977年 愛知県生まれ
2003年 愛知県立窯業高等技術専門校 入学
2005年 愛知県立窯業高等技術専門校 卒業
2008年 瀬戸にて工房を構える
トートーニー
トートーニーさんの作品の取扱いを開始しました。
トートーニーの神田さんは浅草で、革製品の制作をされています。
過去には、靴のフィッティング販売をはじめ、製造、問屋、修理などの靴業界の各流通分野に携わられていたそうです。
私が初めてトートーニーのスリッパを目にしたときは、何とシンプルでミニマルなデザイン!と思いました。
そして、履いてみて、足にフィットしとても快適!
やはり靴のお仕事に就かれていたご経験が生かされているのでしょうか。
まるで柔らかい靴下を履いているような履き心地・歩き心地でした。
革という素材ですので、履いていくうちにどんどんと味が出ていきます。
色味や柔らかさが徐々に変化していきますので、その過程もお楽しみ下さい。
革のスリッパは、初めてという方は少々不安に感じられるかもしれませんが、
布のスリッパと同程度もしくはそれ以上に長持ちするそうです。
しっかりと縫製されているため、強度もしっかりしております。
自分の足の形に馴染み、日々変化していく、愛おしいスリッパです。